6月15日

ダンディの権化こと吉行淳之介編「また酒中日記」を読破した。
作家漫画家俳優画家と、錚々たる面子が己の日々の飲みっぷりを綴るリレー形式のエッセイで、大体が20年程前に書かれたものなのだが、まぁオモロかった。
のんべェで何が悪い、しゃらくせェ、と勇気づけられた。
ただ殆どが功成り名を遂げた方々ばかりだからなのか、その飲みっぷり、ってもんがそれ以上にしゃらくせェ、と思った。
銀座のバーをハシゴの何が楽しいのだろうか。
文壇バーとか、芸者遊びとか、それ書いてたヤツは信用ならんと偉そうに。
それは僕がまだ若いからなのだろうか。
それは僕が貧乏で発泡酒ばかり飲んでいるから妬んでいるのだろうか。
でもそれは違うぞ、本の最期に収められた野坂昭如のヤツを読んで、とも思ったのであった。
おー、カタルシス。 出た。
これこそ本物だと思った。器が違うぞと、なめんな虚弱児どもと。

どんな話の内容だったか覚えていないのがとても残念でならない。
僕、じゃない俺も、チベットに行きたいよ。実感覚。