立ち消え
先日、立ち消え、という曲を作ってバンドのライブで演奏したのだが、その直前にこのホームページが機械の何かの故障で立ち消えになった。それを知って、いっぺんズッコケてから姿勢をしゃんとし、ああ・・、と一瞬落胆した。我が28歳渾身の爆笑悶絶必至小説、青たん赤たん、推定読者数5人、が跡形もなく消えてしまったからである。悔しいから、あらすじを書いて継続しようと思う。今回はすぐにホームページを復活させてくれた人もおり、わずかな間の立ち消えであったが、もし誰も彼もがこいつを無視してほっておいたら、ほんまもんの立ち消え、二度とこの世に現れなかったかもしれないのだ。だからなんなんだよコヤジこら、と頭の中のコギャルが今低い声でつぶやいたが、だから何って寂しいじゃない、と言い返したら、頭の中、今度は別の方角からサラリーマンの青年が、それはそうですね、と優しく言ってくれた。と思ったら、青たん赤たんの登場人物の老人漫才師・西川マッカッカールが、兄ちゃん才能無いねんからもうやめて僕と飲み行こ、と言ってパソコンのモニター画面から両腕を出し、僕の頭を掴んで引きずり込もうとしている。ところが今、相手はパッと両手を離した。何だ?と思っていたら、画面の向こうでマッカッカールは言った。兄ちゃんの頭、でかすぎて画面入れへんわ、助かったなぁ。そして消えた。













