すてばち日記
11月某日 夜8時、バスに乗り込み東京ディズニーランドへ向かう。クリスマスの装飾を付けるアルバイトをするために。ぎゅうぎゅう詰めの小さなバスに1時間ぐらい乗ったのだが、まわりは気心の知れたバイト仲間達なので楽しかった。タバコを吸ったり、ギャグを言い合ったりして楽しかったのだ。ディズニーランドに着いて朝7時ぐらいまで仕事をした。意欲的に働かず、バイト仲間に迷惑を掛けた。こんなことではいつまでも迷惑を掛けるので、改める。仕事が終わった後、迷惑を掛けたバイト仲間は俺のギャグを聞いて笑ってくれた。すまない思いが増した。
そのまま舞浜駅から有楽町駅に移動。駅前のよみうりホールで演歌歌手のコンサートのアルバイトをやった。二十代後半になってから間も無く三十の今まで、俺は演歌を急激に好きになっている。仕事中、歌っているまだ若いであろう演歌歌手を見ながら、物足りなさを感じた。
バイト終了後、中野のいきつけの漫画喫茶で酒を飲みながら、インターネットのユーチューブというサイトを開き、色んなバンドやお笑い芸人の映像を観る。サイト、が何の意味なのか実は俺、知らない。本でいう、ページの意味に近いと、あやふやなことを思っている。
漫画喫茶を出た後、人恋しくなって、友人バンドマン達が呑んでいる新宿の居酒屋へ。呑んでしゃべった後、カラオケ屋へ。マザコンソングを歌いたくなり、ユニコーンというバンドの甘い乳房という曲と、バクチクというバンドのロングディスタンスコールという曲を歌う。友人が歌っていたスーパーバタードッグというバンドの♪さよならからはじまることがーたくさんあるんだよー、という歌詞の曲に酒が進んだ。
カラオケ屋を出た後、スーパーバター犬の歌を歌った友人宅に泊めてもらう。壁と天井の間に、RCサクセションというバンドのレコードが何枚も、今にも落ちてきそうに飾られていた。
寝て起きたら、友人は代々木公園に路上ライブをやりに行っていて、何時間も遅れてその後を追った。
代々木公園に着いたら、すでに友人のライブは終わっていた。休日で人が溢れていた。矢沢永吉の音楽を流しながら踊っている人達を見ながら、清々しい気分になった。













